国宝・大崎八幡宮

宮城県仙台市青葉区八幡にある神社「大崎八幡宮」。
この神社も、伊達政宗にゆかりのある神社として知られています。

政宗が天正19年(1591)に米沢城から岩手沢城(岩出山と改名)に転賦された時、岩手沢あたりは以前は大崎氏の領地でした。そこに奥州管領大崎氏が鎮守府八幡宮を遷祀し、守護神として篤く崇敬したため、大崎八幡宮と呼ばれていました。

大崎氏の滅亡後伊達政宗が岩出山城内の小祠にご神体を遷し、政宗が仙台に居城を移した折、仙台城の乾(北西)の方角にあたる現在の地に祀られました。このとき旧領の米沢で代々崇敬していた成島八幡宮も共に祀られました。

大崎八幡宮 社殿

慶長9年~12年(1604~1607)にかけて政宗が建立、現存する最古の権現造り建造物として国宝に指定されています。
正面に大きな千鳥破風と優美な曲線の唐破風向拝が美しい社殿です。

平成12~16年(2000~2004)に仙台開府400年を記念して解体修理がなされ、政宗が建てた時代の色鮮やかな姿に復元されています。
仙台博物館樋口学芸員のお話によると、
解体修理のための材料を調えるのが大変だった為に、次回100年後の解体修理のために、蔵王のふもとに植林をはじめたそう。
桂、欅、ひば、檜の苗木を広大な土地に植え、育成しているらしいです。

ちなみに、拝殿の欄間には「にらみ猫」の彫刻があるらしいです。
気になる方はぜひ探してみてください。

http://www.okos.co.jp/oosaki/