支倉常長の遣欧使節船、津波被害のマスト新調

 仙台藩主・伊達政宗の意を受けた支倉常長はせくらつねながの一行を乗せた慶長遣欧使節船「サン・ファン・バウティスタ号」の復元船に新しいマストを取り付ける作業が14日、宮城県石巻市で行われた。

 海に面した「宮城県慶長使節船ミュージアム」に係留展示されている木造船は、東日本大震災の津波で船体に穴が開き、その翌月には強風でマスト3本のうち2本が折れた。博物館は休館が続いている。

 マストに使う大木は国内での調達が難しく、県がカナダのブリティッシュ・コロンビア州に協力を求めていた。この日は、最前部のマスト(高さ約28メートル、約8トン)が大型クレーンで取り付けられた。船体の修復は9月にも完了し、博物館と一緒に再公開される。

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